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名南営業所 営業課 |
晴天の霹靂だった営業への配属。
お客様と深く関わるこの仕事の魅力を実感しています。
大学では機械システム工学科という理系の勉強をしており、就職活動をしていたときは技術職希望でした。当社に応募した際も技術職志望だったのですが、選考が進む中で人事担当の方に「営業職をやってみないか」という提案をされたんです。全く考えていなかったことだったので、最初はとても驚き、少し考える時間をもらいました。しかし、私自身は元来チャレンジ精神が旺盛な方で、いろいろな経験を積みたいと考えていましたし、「営業に向いているから、その力をここで生かしてほしい」という言葉をいただいたときに、“求められるって幸せなことかもしれない”と思ったんです。それで、営業の世界に飛び込んでみることにしました。
入社後は、研修期間を経て名南営業所に配属になりました。最初は営業研修として先輩営業マンについて回るのですが、訪問先で先輩とお客様がとても仲良く話をしている姿に本当に驚きました。何気ない世間話から始まって、最後は仕事の話をしていくという流れで、終始とても楽しそうな空気が流れているんです。こうやって信頼関係を築くことで製品の導入を考えてもらうことができるんだ、ということが分かりました。
営業研修を通して、自分もより多くの方と話ができる人になりたい、より多くの会話の引き出しを持ちたいと思いましたね。大学時代はニュースなどには関心がなかったのですが、最近は毎日朝礼前にインターネットサイトでチェックして、お客様との会話のネタを探したりしています。今は研修期間も終わり、先輩から引き継いだ約130社を回っているのですが、自分からお客様の懐に入っていけるように日々努力を重ねています。
「お客様の要望はどんなことでも断らない」
それが次への布石となります。
当社は基本的にフォークリフトを販売しているのですが、あるときお客様から「冷蔵庫が壊れたんだけど、修理できないかな」という問い合わせをいただきました。まったく予想しない角度からの質問だったので戸惑ったのですが、お客様の不便を解消するため、冷蔵庫のことを一生懸命調べました。結局、冷蔵庫は叩いたら直ったのですが(笑)、冷蔵庫という一見関係のないようなものの問い合わせであっても、それが話のきっかけになるんです。それが当社の他製品の購入につながることもありますし、無駄な依頼はひとつもないのだなと実感した出来事でした。
そんな経験から、自分の仕事のモットーは「どんなことでも断らないこと」にしています。初めて名前を聞く製品のご依頼を受けることもあり、その場で明確なお応えを出せないこともあるのですが、あいまいな回答はせず、必ず持ち帰って一生懸命調べるようにしています。困ったときに顔を思い浮かべられる存在になることが、営業をする上で一番重要なのではないかと考えているからです。
会社の人員構成もそうですし、お客様にも幅広い年齢層の方がいらっしゃるので、いろいろな世代の方とお話できることです。商談が進むと、その会社で決定権を持つトップの方とお話をする機会もあります。自分より何倍も多くの経験値を持つ方の言葉は重みがあるし、勉強になりますね。フォークリフトの販売を通して、予想以上に幅広い世界を知ることができることが、東海ニチユの仕事の醍醐味だと思っています。
岡崎営業所 営業課 |
飛び込み営業から始まった社会人生活。
3年続けたとき、積み上げてきたものの価値に気づきました。
中学から大学までずっとバスケットボールを続けてきました。元々体育会系の社会で育ってきたタイプだったので、自分の強みを生かすことができるのは営業職かなと考え、当社に入社しました。
そんな私の資質を見込まれてか、新人の頃はとにかく新規開拓の飛び込み営業を任されることが多かったです。最初は先輩と一緒の車に乗り、行った先で降ろされ、その地域一帯の会社を回っていました。とにかく歩き回って、事務所が目に入ったら飛び込むのですが、時には怒鳴られて追い返されることもあります。でもそこでくじけていては仕事にならないですし、「今日は訪問先で怒鳴られちゃいましたよ~」などと笑って話すことができるネタにしようかな、くらいの気持ちで乗り越えていましたね。
そういったことを何年も続けていると、だんだん「この業種のお客様はこういう種類の機械を欲しているんだろうな」というような推測ができるようになりますし、たとえ契約に至らなかったお客様でもいろいろお話をさせていただくことで、自分の知識も深まることが分かってきたんです。そしてその知識を持って、別の似た業種のお客様を訪問すると話がスムーズに進むこともあります。最初はゼロからのスタートなので厳しいと思うこともありましたが、3年くらい経ったとき、自分の中に積み重ねているものの価値にだんだんと気づくことができるようになりました。
「相手のことをもっと知りたい」という気持ちが何より重要
印象深かったのは、新人の頃に飛び込み営業でたまたま入った自動車関係のお客様です。最初に行った事務所ではフォークリフトを使っている様子は全くなく、ダメモトで訪ねていったのですが、話を聞いていると、多治見の方で新しく工場を作る計画があり、そこでフォークリフトが必要になるとのこと。自分にとっては初めての契約だったので右往左往してしまいましたが、上司のサポートもあって無事成約に至らせていただくことができました。一見製品を必要としていらっしゃらないように思うお客様でも話を聞いてみないと分からない、ということを実感した瞬間でした。
様々な営業経験を通して、「フォークリフトありき」で話に入るより、その「お客様のことをもっと知りたい」という気持ちで臨むことが大事だなと思うようになりました。当然初めて伺う会社のことは分からないので、どんな事業をやっていらっしゃる会社なのか教えてくださいというスタンスでお話を聞いていると、意外にいろいろと教えていただけることが多いんです。じつは雑談が大切で、いざ重要な話が来たときに「そういえばこの前こんなこと言われていましたよね」と切り出すと、「そうそう、よく覚えていてくれたね」と感動していただけることがたびたびあります。
“相手のことをもっとよく知りたい”という気持ちが営業職には重要です。すべてが成約に至らなくてもいいんです。お客様から聞き出す情報は、必ずどこかで生かす機会が訪れます。次に同じ業種を訪問するときに、こんな事例がありましたよ、とお話しさせていただくこともできますからね。
大きな工場のレイアウト変更に携われることもあります
キャリアを積んでいくと、お客様との関係がどんどん構築されていきますので、困ったときにはまず私に一報をくださる人も増えてきます。そんなときは、頼りにされている喜びを実感しますね。
また、大手企業のお客様を担当する機会も多くなります。大きな工場の補填やレイアウト変更の際にご相談いただけるので、「こういう機械を入れ、こういった使い方をしたら効率が良くなりますよ」というような提案をすることもあるんです。その提案が通り、実際に自分が導入した機械が動く工場を見ると感動しますね。大きな金額が動くこともあるので、責任ある仕事ですが、同時にやりがいも増すのでどんどん面白くなっていますよ。
一番にあげられるのは、職場環境の良さです。時には失敗してしまうこともあるのですが、そんなときには先輩方が相談にのってくださり、サポートもしてくれます。最近は若手社員が増えたため、歳の近い仲間も多くなりましたので、公私共に仲良くしていますよ。また社内行事も充実していて、社員旅行で北海道や東北に行ったり、ボウリング大会を開いたりしています。外回りをして帰ってきたときに迎えてくれる温かい仲間がいることは、大きな心の支えになりますね。
仕事面では、フォークリフトを納入させていただくお客様が、食品業、製造業、倉庫業など、業種が多岐にわたっているので、今まで知らなかった職場を見させていただく機会が多いのは本当に面白いです。これまで自分が出会うことのなかった世界を自分の努力次第でたくさん見ることができるのが、東海ニチユで働く醍醐味だと感じています。
名古屋営業所 サービス部 工務課 |
やる気があれば文系でも技術職採用あり!
研修、社内フォローがしっかりしていて安心です。
私は文系学部出身なのですが、実家が製造業を営んでいる関係で小さい頃から機械に触れることが多かったため、いざ就職を考えたとき、自分のやりたいことは技術職だということを実感しました。当社は、やる気があれば文系出身でも技術職として採用していただけるということで魅力を感じ、入社を決めました。
何もかも分からないところからのスタートだったので最初は不安でしたが、入社後の社内研修や本社のある京都工場でのメーカー研修などを受けさせていただく中で、知識も深まり徐々に自信を付けていくことができました。当社は来年創立50周年を迎える歴史ある会社であり、前進の名古屋ニチユリフト株式会社以前から務めているベテラン技術職の先輩もいらっしゃいます。その方はまるで生き字引のように、経験に基づいたアドバイスをたくさんくださるのでとても勉強になりますね。
また、サービス職には2パターンあって、工場内でフォークリフトの年次検査等を行う者と、出張修理に出向く者に分かれています。工場で働いている人の中には、長年出張修理に携わった後、後進育成のため内勤をしてくれている方もいますし、現在出張修理でお客さんのところに出向いている方からは、現場で出た生の声を聞かせてくださいます。両者からアドバイスがもらえる環境が整っているので、知識が全くないところからのスタートであっても安心してキャリアをスタートできたと思います。
フォークリフトといってもその癖は千差万別。
毎回新しい機械に向き合う感覚が面白いです。
当社はニチユ三菱フォークリフトの販売代理店なので、点検をするフォークリフトは基本的に同じようなものですが、実際に触ってみると、お客様の使い方によって、機械一台一台に全く違った癖のようなものが付いているんです。整備調整に求められることも様々で、例えばブレーキの効きひとつをとっても、強めを希望されたり、逆に基準程度でよかったりといろいろです。フォークリフトと一口に言っても千差万別で、毎回新しい製品と向き合うような感覚でいられるようなところがこの仕事の楽しさですね。
工場内での年次検査業務だと、直にお客様と接する機会は少ないのですが、フォークリフトを触ってみるとそのお客様の顔が見えてくるのも面白いポイントです。どうやって整備すればお客様のためになるのかを日々考えながら取り組んでいます。自分だけでは判断が付かない場合は、営業や出張修理に出ている者のアドバイスを求めることもありますし、工場内勤務といえども必ずその先にお客様がいるということを実感しながら働けるため、やりがいにつながります。
工場内整備でも、その先にいつもお客様がいることを実感できる。
年次検査の基本は見積もりに従って進めていくのですが、検査を進める段階で追加修理が必要になる箇所を発見することがあるんです。あるとき、大きな追加修理箇所が見つかったフォークリフトがあり、お客様に電話したところ「追加修理の予算算出が可能か上司と掛け合いたいから、分かりやすい資料を送ってくれないか」という相談を受けました。そこで、実機をばらした状態の写真を撮り、説明資料を作って送らせていただきました。するとお客様から「とても分かりやすくて参考になった。今後ともぜひ修理をお願いしたい」という返事をいただいたんです。それまでは、工場整備の仕事は受け身で行うことが多いと思っていたのですが、“もっと積極的にお客様と関わっていこう”という意識に変わった瞬間でした。そして、さらに丁寧に検査を行って、お客様を喜ばせたいという思いも強くしました。
ベテラン技術職の方、営業や出張サービスで日々お客様と向き合っている方など、様々な立場で働いている社員が多く、自分だけでは判断しきれない案件が来たときも、すぐにアドバイスをもらえる環境が整っています。ささいな相談にも親身になって対応していただけますし、とてもいい雰囲気の会社だと思います。私自身も、自分の仕事だけでなく、社内で困っている人がいたら手助けしたいと思いますし、さらにはその先にいるお客様の役に立ちたいと常日頃考えています。
小牧営業所 サービス課 |
迅速に正確に。
出張修理でお客様に喜んでいただけるサービスを。
文系学部の出身ですが、昔から機械いじりが好きで、技術職での就職先を探していたところたどり着いたのが当社でした。会社説明会などで業務内容について説明を受け、文系出身でもフォークリフトの整備に取り組めることが分かり、自分に合っているなと思って入社を決めました。面接の際に、とても良い雰囲気の会社だなと感じたのも大きいですね。
入社後は、社内研修やメーカー研修を経て、まずは工場内での年次点検業務からスタートしました。一通りの業務をこなすことができるようになった現在は、出張修理担当として、毎日お客様と接しながら整備に取り組んでいます。ワンボックスカーに修理道具や交換機具などを詰め込んで出向くのですが、出張修理は限られた工具の中で、ときにはその場でアドリブを効かせて対応しないといけないこともあります。常に頭をフル回転させて動くことが重要です。また、フォークリフトは一台でも故障すると業務に支障が出るだけでなく、お客様の大損害につながる可能性もあります。なるべく早く修理を完了させて、お客様に返すことができるよう心がけています。
フォークリフトは、お客様の事業に合わせて一台一台調整方法も違うので、それぞれの現場で対応策を見つけて、どう解決していくのがベストかを判断します。それがお客様の求めることと合致して、「ありがとう」という言葉をいただけたときは本当にやりがいを感じますね。
お客様と一番近い位置にいるからこそできる提案がある。
最近は、より安全にフォークリフトを使いたいと考えるお客様が増えています。例えば、音がうるさい倉庫で作業をする場合、安全チャイムの音がかき消されてしまい、発見が遅れて危険を感じていらっしゃることがあります。そういったお客様ごとの細かいニーズは、定期的に機械の点検現場を訪れる我々サービス職の人間が一番把握しやすいんです。ある現場で、安全意識の高いお客様に、青色光の集束ビームで床面を映し、一定距離でフォークリフトの近づきを認識することができるブルーライトの取り付けを提案したことがありました。導入いただいた際はお客様に大変喜んでいただけたので、印象に残っていますね。
日々の出張点検作業の中で、お客様の声を拾い集め、各部位をチェックしてトラブルを未然に防ぐことも私たちの仕事です。自分のモットーは「すばやい対応」ですが、故障箇所などを事前にある程度予測することでも修理時間は短縮されます。また、自分の業務計画の立て方も重要で、なるべく外回りのために時間を確保できるよう、社内雑務をさっと済ませられるようにも心がけています。
アットホームな社風があるところです。長く働くためには自分を取り巻く環境や人間環境が大きく関わってくるので重要なポイントなのではないかと思います。社員旅行やボウリング大会もあったり、プライベートでも同僚と遊びに行ったりすることがありますよ。社員同士の距離が近いことは仕事上でもメリットがあり、自分の思ったことを何でも言うことができる雰囲気があるので、仕事に自分なりのカラーを出していきやすいのではないかと思います。